活動の概要

TCIDEAは平時には感染症研究・教育・診療を推進し、社会に必要とされる感染症対策を推進していきます。人材育成はもっとも重要な課題のひとつであり、専門家育成に加え、広く感染対策の底上げを図る取り組みを進めています。有事にはインシデントコマンドシステムを取り入れた体制を素早く構築し、学内外の連携を活用した取組みを進めます。これらを実行するには、有事対応への切り替えをスムーズに行うことが課題です。感染症インテリジェンスを充実し、日頃から感染症情報の収集と分析を行うことが、新たな脅威を探知する上で有用です。さらに、迅速かつ安全に病原体の同定や分析を行う仕組みを確立することにより、有事対応へのスムーズな切り替えを実現する体制を目指しています。

関係機関との連携

TCIDEAの活動は本学だけで実現できるものではありません。

行政組織、国内外の研究機関、大学、医療機関などと、広く、深く連携を進め、有事対応に貢献できるよう、平時の取組みを充実させていきます。さまざまな形で国内外の感染症インテリジェンスネットワークに貢献し、新たな脅威に立ち向かうことで、感染症に強い社会を実現していきます。